認識羽絨

前言

“寝具”は人の一生の中で、大変重要な役割を果たしています。睡眠は生活の三分の一以上を占めるという調査結果からもわかるように、寝具の選択は大変重要なものなのです。我が国では長い歴史の中で、常に使用されてきたのが木綿材質の“綿布団”でした。近代では合成繊維が取って代わるようになりましたが、化繊の長期使用は人間の心と体に悪影響を及ぼすとも言われています。羽毛寝具は古くから欧米先進諸国で使われてきたもので、これが化繊に代わることはありませんでした。近代の経済大国日本でも、誰もが 羽毛 寝具を利用し、快適で健康な暮らしを求めるようになりました。

かつて羽毛布団は高級品というイメージがありましたが、最近では生活水準の向上に伴い、贅沢品ではなくなりました。温かく快適な休息で活力を取り戻してこそ、生活の様々なことに向き合うことができます。ここでは消費者の皆様に羽毛の特長と品質の基本知識をご紹介。羽毛への理解を深め、購入時のトラブルを防いでください。

皆様のご質問やご意見のお便りをお待ちしています。  

分類

基本的には、グース (GOOSE) 、 ダック (DUCK) と呼ばれる“水鳥の羽毛”です。グースやダックには冬の寒い時期に防寒のために羽毛が自然と増え、逆に夏は減るという、保温や散熱のための自然現象があります。

 

《 1》 フェザー(FEATHER)
翼の部分に生えている羽軸をもった羽根。硬い羽軸があり、細かい羽枝が少ない。
《 2》ダウン(DOWN)
放射状に出ている羽枝が密生する、さらに細かい小羽枝があります。(この特性は化繊に代わられない。)